研修２:三菱重工業見出し「研修２:三菱重工業」

2日目の訪問先は、三菱重工業様でした。
最初にご紹介いただいたのは、原子力プラント中央制御室の変遷について。
アナログ計器の時代から最新のデジタル制御室へと進化していく過程を解説と
ともに伺いました。現在では、運転員を多面的にサポートする仕組みが整って
おり、ヒューマンファクターへの配慮が細部まで行き届いていることにびっく
り。

さらに、現在のシステムの工夫や、将来的に想定される"未来の制御室像"につ
いてもお話しいただき、「そんな話まで聞かせていただいていいのかしら」...
と思うほど貴重な時間でした。

その後は、中央制御室を模したシミュレーション室を見学。ダイナミックさに、
思わず息を呑みました。原子力プラントを設計する際には、厳格な規制要件を
参考。驚いたのは、その規制要件の策定に関わったのが、なんと私たちの大学
の助教であったということ。今後の課題ついて意見交換させていただき、大学
としてできる協力できる部分もあるなと思いつつ有意義な時間を過ごせました。