2025年 スタディツアー1日目(JR西日本様 & 祈りの杜)

2025 / 11 / 25

高橋・狩川研究室のM1メンバー6名(日下, 國政, 竹内, 谷内, 寺端, 矢田)で、関西方面へスタディツアーに行ってきました!
1日目の10月15日(水)は、私たちの研究テーマである「安全」について深く考える、非常に中身の濃い一日となりました。
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1. JR西日本 安全研究所見出し「1. JR西日本 安全研究所」

午前中は、新大阪にあるJR西日本様の「安全研究所」を訪問させていただきました。 こちらでは、安全推進部の徳田様、田中様、和田様、鶴原様から、研究所での様々な取り組みについてお話を伺いました。 印象的だったのは、「人は誰でもエラー(ミス)をする」という前提に立って、どうすれば事故を防げるかを研究されている点です。例えば、ホームのベンチの角度を変えて酔客の転落を防ぐ工夫や、高齢の乗務員の方が安心して働ける環境づくり、そして「心理的安全性(何でも言い合える職場の雰囲気)」を高める研究など、多角的なアプローチに驚きました。
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私たち学生からも、自動車教習所の安全教育や自動運転など、各自の研究内容を簡単に紹介させていただき、活発な意見交換ができました。

2. 新大阪でランチ見出し「2. 新大阪でランチ」

JR西日本様への訪問を終え、次へ移動する前にお昼ご飯です。 新大阪駅で、みんなで鉄板焼きをいただきました!
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美味しいご飯でエネルギーをチャージして、午後の訪問先へ向かいます。

3. 祈りの杜(福知山線列車事故現場)見出し「3. 祈りの杜(福知山線列車事故現場)」

午後は、尼崎駅へ移動し、2005年4月25日に発生した福知山線列車事故の現場である「祈りの杜」を訪問しました。 事故の痕跡が残るマンションを含め、現場は静かに保存されており、慰霊と追悼、そして安全への誓いを新たにするための場所となっていました。 資料館には当時の状況を伝える新聞記事なども展示されており、その一つ一つに目を通すたびに、事故の悲惨さに胸が締め付けられる思いでした。
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当時は速度超過が直接の原因とされていますが、背景には厳しい「日勤教育」と呼ばれる指導や、遅れを取り戻そうとする焦りがあったと伺いました。 この反省から、JR西日本では「ミスを罰する」のではなく、「ミスを正直に報告してもらう」ことを重視する文化へと変革を進められています。 エラーを隠さずに共有してもらうことこそが、未来の事故を防ぐ一番の近道になる。そのために、まずは報告してくれたことに「ありがとう」と伝える。「安全」とは技術だけでなく、こうした「人」と「組織」のあり方も大切だと感じました。

4. 1日目のまとめ見出し「4. 1日目のまとめ」

スタディツアー初日は、社会を支える企業が「安全」と真摯に向き合い、過去の教訓を未来にどう繋げていくかを懸命に模索されている姿に、深く感銘を受けました。 お忙しい中、貴重なお時間をいただき、真摯な議論に応じてくださったJR西日本の皆様に、心より感謝申し上げます。